クラムボンワールドへようこそ! 野仏三行日記は今を生きる庶民の記録です。

 目次:
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     ●ごあいさつ
    ●この一杯から
     ●お品書き
   ●地図&注文方法
     ●喫茶いっぷく
    
●通販法による表記


28 木 ◎ 1-15℃
きのうは花壇の手入れをして、きょうは朝早く起きて店の畑のタマネギの草取りをする。冬に雪が
あまり降らなかったので、タマネギは順調にのびている。それ以上に草がはびこって大変だ。世の
中はだんだんとおかしくなっているので、これから自給自足が必要になってくるかもしれない。

27 水 〇 5-12℃
寒い冬とはさようなら。きょうはきのうと一変して穏やかな春の日、風もやさしい。季節が変わった
ようだ。ももこが午後から転出届を持って金沢へ行った。四月から社会人になる。暖かいので花
壇を耕す。やっとガーデニングと農作業がはじまった。しばらくは、この良い天候が続きそうだ。

26 火 ● 6-8℃
はじめの大学の卒業式。はじめも無事、四年で大学を卒業した。おとうさんは途中で大学をやめ
たので、念願だった三人とも大学を卒業できた。あとは自分で何とかするだろう。これで親の役目
は終わった。動物なら子育てが終わったら死ぬだけ。世間の邪魔にならず死ぬまで生きよう。

25 月 ● 5-12℃
やはり朝から小雨。コンビニで傘を買う。二条城近くのホテルから平安神宮横の「みやこめっせ」
の会場まで観光がてら歩く。イノダコーヒー本店−祇園界隈−建仁寺−みやこめっせ。保護者は
一人しか入れず、 ももことおかあさんが出席。おとうさんは、我が岡崎神社へ再び参拝する。

24 日 ● 5-10℃
きょうから二日間、ももこの卒業式のため京都へ行く。自宅を出たときは晴れていたが、滋賀県
あたりで雲行きが怪しくなり京都は小雨混じりで肌寒い。京都駅は外国人ばかり。大混雑ぶりに
田舎者は驚く 。二年前のコロナ時に行ったときと全然様変わりした。さすが国際観光都市京都。

23 ● 3-11℃
ももこの卒業式のため、あすから京都行き。北陸新幹線金沢-敦賀間初乗り。そういえば、北陸
新幹線自体はじめて乗る。しかし、予報は二日とも雨。今年の三月は、週末になると決まって天
候が悪い。それでも、たまに違った場所に移動するだけで、新鮮で心の洗濯になる。

22 金 ◎ 0-8℃
はじめが午前中、コーヒーを飲んで長岡へ帰った。午後からももこが金沢の姉のところへ泊りに
行った。店はおかあさんとふたりの生活に戻った。昔観た映画「田舎の午後」を思い出す。晩ご
はんはカレーライスだが静かなものだ。帰宅するとき、ぐんと冷えていた。本当に春は来るのか。

21 木 * 0-5℃
うっすらと地表に雪が積もる。なごり雪、外は寒い。天候不順で、みんなタイヤを交換していない。
まことが午後3時に戻る。北陸新幹線金沢-敦賀間の初乗り。茨城県南部を震源とする最大震度
5弱の地震が発生。少し前に千葉県でも地震があった。もはや、どこに地震が起きてもおかしくない。

20 ● 4-7℃ 春分の日
春分の日とはほど遠い、凍えるような寒さ。今年の三月は異常に寒い。寒い中、喫茶のお客さんが
多かった。このごろ喫茶が好調だ。IT革命、ももこのおかげで全員格安スマホに乗り換えることが
できた。夕方、まことが、ももこの車を返還するため帰省する。途中福井で雪が降っていたそうだ。

19 火 ◎ 1-13℃
きのうの夜、フィールダーのライトがつかなかった。このごろ、度々ライトに異常があるらしい。去年
はラジエーターが故障した。今年9月に車検を控えている。走行距離は26万km。車検には、かな
り費用がかりそうだ。これが限界かもしれない。見極めどころだ。思い切って新しい車に代えよう。

18 月 ◎ 3-7℃
時々雪が舞って風が冷たい、寒い日。おばば(曾祖母)の命日。パソコンでクレジットカードの登録
内容の 変更するのに苦戦する。登録の電話から電話ををかけたり、指定された番号を打ち込ん
だり。問い合わせようにも電話はつながらず。世の中、なんでこんな面倒くさいことになったんだ。

17 5-13℃
二宮区の江堀り。今年は朝から、いつもの年の5年分に相当する労働をした。そのあとレンタリー
スへ行って2トントラックを借りてももこの荷物の積み込み。午後から金沢へ引越し。小雨の中、ア
パート二階へ積み下ろし、とんぼ返りで返却する。疲れた。これで親としての役目は終わった。

16 〇 5-16℃
春が来たようにポカポカ暖かい。冬のジャンパーから、お気に入りのフィールドジャケットに衣替え。
おかさんが黒ポットのパンジーの苗を花壇に定植した。友だちから佐野元春のベスト版を2セットと
少し前に出たアルバムを借りた。年を追うごとに、だんだんとシンプルな曲作りで歌詞を聴かせる。


15 金 〇 4-15℃
中能登町の小学校の卒業式。JRのダイヤ改正前日。あしたになるとサンダーバードとしらさぎが
金沢駅から消える。まことは朝コーヒーを飲んで、すぐに出かけた。きょうは深夜まで電車を追い
かけるらしい。そして、あす一番の敦賀発の新幹線を観るそうだ。鉄ちゃんには熱い二日間。

14 木 ◎ 3-13℃
おかあさんが、夕方から区の女性会の集まりがあって早上がりしたので、晩ごはんの鍋を作ること
になった。鍋作りは初めてなので、予めおかあさんに聞いて具を入れる順番のメモした。まこととは
じめは底なしに食べるので心配したが、〆のラーメンまで食べたら満足しただろう。

13 水 ◎ 4-9℃
おひさまが出て、暖かさが戻ってきた。おかあさんが自分の花壇を耕す。黒ポットで育てている春の
花苗は咲いている。あとは花壇に定植するだけだが天候不順で寒い。 まことが午後帰省した。三人
揃うのは久しぶりだ。晩ごはんはばあちゃんと三人で8番らーめん。ばあちゃんは喜んでいるだろう。

12 火 ● 5-7℃
うちの回忌法要の年を調べる。じいちゃん釈淨光 は今年が一周忌。その上のじいさま釈智照と丁
度二十年違う。来年令和七年は、釈淨光の三回忌で釈智照の二十三回忌。令和九年には釈妙蓮
の三十三回忌になる。法事をしてお経をあげてもらう。今どきの家は回忌法要しているのか。

11 月 〇 0-10℃
東日本大震災から13年、ことしは能登半島に大地震があった。まだまだ復旧に時間がかかる。は
じめが帰省して揃っているときに、スマホの料金を大手会社から格安スマホに乗り換える。手続き
はももこが行う。年寄りにはできないことだ。車内音楽の切り替えなど、うちもIT革命が進んでいる。

10 * 0-5℃
友だちから、知り合いが送ってきたというオーディオアンプを借りて試聴する。一日音楽三昧になっ
た。高性能のアンプなので、エレクトリックな音よりボーカルや生楽器の音のほうがよりわかりやす
い。ジャズ、クラシックの小編成のものがよい。夕方はじめが春休みで帰省する。晩ごはんは焼肉。

09 * 1-5℃
今まで車はMDで音楽を聴いていた。ももこの提案でサブスクに加入。スマホに音楽をダウンロー
ドしてブルートゥースで飛ばす。うちのカーナビでは受信できないから、FMトランスミッターを購入し
シガーソケットに挿して受信する。それをFMラジオの周波数がキャッチして車内に音楽が流れる。

08 金 ◎ 0-8℃
早く帰って、きのうの映画の続きを観る。そのあと吉本新喜劇のアーカイブを観る。寛平ちゃんの
若いころで、アクションがおもしろい。そのあとジャズを少し聴き、老子の本を読んで一日が終わる。
理想の時間の使い方、しばらくは、このパターンでいってみよう。いつの間にか室内派になった。

07 木 ◎ 3-8℃
テレビの録画機能の容量がいっぱいになってきたので、いつもより店から早く帰って映画を観る。
「幸せの黄色いハンカチ」昔、一度観た映画だが、また見直すとなかなか昭和の匂いが濃い。高
倉健さん、武田鉄矢さん、桃井かおりさん、みんな若い。また北海道へ旅行に行きたくなった。

06 水 ◎ 2-7℃
忙しかった。配達が6件あり、七尾、羽咋、志賀を2回に分けてまわる。米の精米と灯油のスタン
ド給油が加わる。焙煎も多く、一日中追われている。晩ごはんにふきのとうの天ぷらを食べたら、
気分が悪くなった。前に食べた山菜と同じエグ味だ。次に食べたら確実アウト、もう食べない。

05 火 ● 2-7℃
低温が続く。店の食器類のハイター消毒をする。ハイターは、焙煎機の掃除、自宅風呂釜の洗浄
とセットで三ヶ月に一度行う。決めておけば忘れることはない。ブレンド以外のコーヒーカップやス
プーンは店の開店当初から使っている。中には廃番のものもある。これが店の個性になっている。

04 月 ◎ 2-9℃
3月末でスターデジオの個人向けが終了する。おかあさんは最新ヒットをMDで録音して車で聴い
いるが、4月以降できなくなる。ももこが、サブスクに加入してスマホからブルートゥースで車に聴
けるように設定してくれるそうだ。分からないが聴ければOKだ。年寄りは音楽を聴くのもひと苦労。

03 * 0-4℃
午後から金沢へ行って、ももこのアパートの下見をしてくる。住宅街で静か、建物も新しい。17日
に荷物を搬入する。夜、志雄のウエルネス能登の温泉に行く。若者でけっこう混んでいた。帰り
際に車のナンバーを見ると他県が多い。ここは災害ボランティアの基地になっているようだ。


02 * -1-4℃
6時半ごろダッフルコートを来た青年が来店した。コーヒーを飲みにきたようだが喫茶は6時まで。
そう伝えると入り口でもぞもぞしていた。帰り際、まことの大学時代の友だちだと名乗った。鉄研
仲間のようだ。わざわざ来てくれたのに帰すわけにはいかない。コーヒーを出して話を聞いた。


01 金 ● 3−9℃
能登半島地震以後、トイレの流れが悪くなった。設備会社に修理を依頼する。汚水管は詰まっ
ていないし配管もずれていない。管の中の空気が抜けないのが原因のようだ。午後から寒気が
入り時々吹雪く荒天の中、黙々と作業をしてくれた従業員の方々に頭が下がる。

3月

29 木 ◎ 2-10℃
PayPayのポイント20%還元が今日までなので、駆け込みで豆を買うお客さんが多かった。自宅
玄関の寿老人の置物の杖が折れていた。能登半島地震の時だろう。この置物は、おそらく自分
が生まれる前からある。廃棄するとバチがあたる。セロテープで止めて絵の具で着色した。

28 水 ◎ 3-9℃
予報では週末に雪混じりの天気で寒くなるらしい。今日明日と晴れているので焙煎機の掃除を
決行する。3、4カ月に一度は焙煎機の掃除が必要だ。水はまだ冷たいし、吹く風も北風で寒い。
オークションで落札したシャツが届く。休日に確定申告したご褒美。もちろん自分持ちだ

27 火 ◎ 1-7℃
雪で地面が白く覆われた。ももこの金沢への引っ越しが3月17日(日)に決まった。レンタリース
へ大型バンの予約に行ったが、残念ながら先客がいた。代わりに2トントラックなら空いている 。
しかたなく2トントラックを予約した。荷物は多く積めるが、荷台が高いので積むのにひと苦労だ。

26 月 ◎ 3-7℃
週のはじめに一週間分の見たい番組を録画予約する。地デジ化した初期に購入したテレビな
ので、内臓された録画機能の時間容量が少ない。すくにいっぱいになる。観る時間がないので、
せっかく録画しても消していく。これって便利なのか。無限に時間はない、選ぶ能力が必要だ。

25 ● 3-7℃
朝から令和5年度の確定申告をする。いつも2月半ばに終わらせるが延び延びにしていた。
慣れない数字とにらめっこしていると、ストレスがたまる。ついお菓子に手が出る.e-taxで申告
するも、一度で上手くいったためしがない。途中で最初からやり直して、やっと申告を終えた。

24 ◎ 1-8℃
今朝は地表が白く霜が下りていた。ごはんを食べながら話をすると、のどの気道が狭くなった
のか嚥下機能が低下したせいか食べものがつっかえる。そのあと声が出にくくなる。鼻水が鼻
の下にちょろっと出る。亡くなったじいちゃんは年中鼻水を出していた。老化現象が進んでいく。

23 ● 3-6℃ 天皇誕生日
朝、ももこが起きて台所のテーブルに着いたら、すぐにパソコンをはじめた。取り掛かっている
作業が終わらないらしい。自分たちには考えられない生活パターンだ。いつの間にかももこも
都会の人になった。金沢の伯母さんと一緒にアパートを探しに行く。よい物件が見つかった。

22 木 ● 3-6℃
まことの誕生日、朝イチでラインにメッセージを送る。日、月と暖かかっただけに、この寒さは
応える。しばらく寒い日が続きそうだ。京都の引っ越しを終えて、簡単な行程表と経費を書き
出す。次回の参考になる。計画表と合わせて予習、復習すると、旅がより一層楽しめる。

21 水 ● 3-6℃ 
気温が急激に下がり寒い、冷たい雨風が吹く。朝起きたら全身が固まっていた。日、月の京都
行きの疲れが一日置いて出た。一日中全身がだるい。役場から亡くなったじいちゃんとばあち
ゃんの介護保険料の過払いの通知が届く。これが世にいう還付金か。申請の手続きに行く。

20 火 ● 7-11℃
近所のばあちゃんのお通夜に行く。 住職が正信偈を唱えているとき、参列したばあちゃんのひ
とりが先へ先へと詠んでいく。住職は途中でストップ。参列者に向かって、強い口調でとがめた。
耳障りだったのは確かだ。しかし正信偈は大衆唱和が基本、前代未聞のお通夜になった。

19 月 ● 8-20℃
午前9時にももこの寮に着く。引越し荷物の積み込みの事務員の点検。10時半に出発した。
今度は山越え大原ルートで行く。道の駅藤木あどがわで昼食。金沢に午後4時前に着いたの
で、久しぶりに東出珈琲店へ行く。みんな元気そうだった。無事、6時半自宅に帰った。

18 ◎ 8-20℃
前もって作った日程表通り午前7時に自宅を出発。途中、南條SAで 焼鯖寿しを買って昼食。
13時半に京都到着。ももこと合流して城南宮で梅見物。ホテルに到着は15時半。街中歩き六
曜社で喫茶、まことと会って4人で晩ごはん。近くの銭湯に行って午後9時にホテルに戻る。

17 〇 0-11℃
青空なのに北風が吹いて冷たい。2月も半ばを過ぎて、地震の被害が大きかった地域のお客
さんが、コーヒー豆を買いに来てくれるようになった。まだまだ大変だろうが、うちのコーヒーを
忘れずにいてくれてうれしい。普段通りに店をしていることで、みんなに安心してもらえる。

16 金 ◎ 3-7℃
きのうと比べて気温が10℃以上下がった。きのう春一番が吹いたが、また冬に逆戻り。18,19日
のももこの引っ越しの計画表(運行表)を作る。マニュアル車でナビなし、普段は仕事用の軽バン
で行く。しっかりした計画を立てないと、無駄な時間が増えて疲れも比例して加算される。

15 木 ◎ 10-20℃ 北陸に春一番
暖かい、5月初旬の気候。今朝コハクチョウの一群が、鳴きながら北に向かって飛んで行った。
いつもより早い気がする。先の大地震でいなくなったと思っていた。みんな無事北の大地に到着
することを祈る。ももこの引っ越し荷物の第一陣が届く。まことが3時過ぎに京都へ戻った。

14 水 〇 7-18℃
はじめが18日に仙台を離れるので、仙台の銘菓「萩の月」と「かもめの玉子」を記念に送ってきた。
その中に、先週行った盛岡のクラムボンの豆も入っていた。さっそく飲んでみる。ブレンドは香ばし
い香りでまろやか。表面に油が浮いているので直火式焙煎機使用だろう。うまく仕上げてある。

13 火 〇 1-12℃
シクラメンが咲いた。シクラメンは初夏にも咲くことがあるから、冬の花とは限らない。どういうきっ
かけで咲くのか謎だ。焙煎機の温度センサーの正常なものが一本あったので交換する。しかし、
正確な温度を示さない。おかしいなあと思っていたら、+−逆だった。よくこんなポカをする。

12 月 〇 1-10℃ 振替休日
久しぶりに青空が出た。焙煎機の2本付いている温度センサーのうち、釜内の温度を測る方が
故障した。もう片方の温度で焙煎の判断をする。日頃、焙煎中の豆の状態をよく観察していなけ
れば難しい。晩ごはんはまことのリクエストで肉、「みんなでステーキ」へ行く。

11 ◎ 2-8℃ 建国記念の日
午前中に役場へ罹災証明の受付に行く。うちはこの地震で、自宅の白壁に亀裂が入り、犬走り
が壊れた。住むには支障がないが、罹災証明を取るように勧められた。夕方まことを羽咋駅ま
で迎えに行く。遅い正月休みだ。正月に食べ損ねたお寿司の盛り合わせを食べた。

10 ● 0-8℃
はじめからラインがきた。盛岡の自家焙煎コーヒー屋クラムボンへ行ったらしい。自分は石川県
のクラムボンの息子だと名乗る大胆な行動に出た。 店の人は、うちの存在を知っていたようで、
地震のことを心配して、とても親切にしてくれたそうだ。帰り際にコーヒー豆をもらった。

09 金 ◎ 1-8℃
店の庭のロウバイの枝に黄色いつぼみがひとつついた。木を植えて5年以上経つが、はじめて
花が咲きそうだ。木に力がついてきた証拠だ。店内のゼラニウムに小さい花が一輪咲いた。い
つの間にか春がそこまで来ている。和顔愛語という言葉を知る。お店は必須だ。心がけよう。

08 木 ● 2-6℃
2月18日19日に京都にいるももこの寮の引越しをする。ちょうど18日が京都マラソンとは知らずに、
前から予定してあった。ホテルも予約してあるので今から変更するわけにはいかない。軽バンで
行くので荷物は最小限にして、衣類は前もってのは宅急便で送る。約300km、片道5時間ぐらい。

07 水 ◎ 1-6℃
やっと中能登町のPayPayポイント20%還元の効果が現れてきた。喫茶のほとんどがPayPayで
の支払いだった。今回の上限は5000ポイントだから、25,000円使うと終了する。きょうはコーヒー
がおいしく入る日だ。同じ分量、手順でドリップしても毎日違う。おいしく入ると気持ちがいい。

06 火 ● 2-6℃
去年の12月以来、久しぶりに散髪へ行く。何かと忙しく、余裕のない毎日が続く。頭の側面の髪は
伸びるが上部は伸びず、額も上がってきている。このまま現状維持が望ましい。ひじき煮を作る。
今回はおかあさんにも好評だ。調味料の分量は同じでも、煮加減によって濃い薄い味がばらける。

05 月 * 2-4℃
愛犬まるが12月18日に亡くなって四十九日経つ。ささやかながら、焼香してまるを供養した。こん
な大きな地震があったことも知らない。今ごろは、じいちゃんのところにいるだろう。日中は寒々と
して、夕方から雪が降ってうっすらと積もった。立春を過ぎて、関東、甲信は大雪らしい。

04 ◎ 2-7℃
近所の石材店に庭の倒壊した灯籠を撤去してもらう。地震でこのあたりの灯籠は、ほとんど倒れ
たらしい。午後から久しぶりに金沢へ行く。姉のところに寄って、その後チャペックに行く。どうして
も地震の話題になる。みんな無事でよかった。マスターから新曲「空に祈りを」のCDをもらう。

03 〇 1-6℃
節分、おかあさんの実家のじいちゃんの命日。お昼にお弁当をいただく。奥能登の同級生が来店
した。地震のあと、しばらく避難所で生活していた。かなり痩せていたので驚いた。食事は炊き出
しなどで足りているが、やはりお風呂や洗濯が困難だ。ボランティアにはとても感謝していた。

02 金 ◎ -2-4℃
じいちゃんが亡くなって半年が過ぎた。色々忙しくて去年から延び延びになっていた土地家屋の相
続の登記を、今年はじめにしようと思っていた矢先に大地震に見舞われた。やっと落ち着いたので、
紹介してもらった羽咋の事務所を訪ねる。相談すると、好感が持てたのでこちらにお任せする。

01 木 * 0-5℃
朝の方が気温が高く、夜には氷点下まで下がった。きょうから二月末までの一カ月間、中能登町
でPayPay20%ポイント還元キャンペーンがはじまった。しかし、まだポスターが届いておらず、町
の無線で放送されたぐらいであまり知られていない。能登半島地震の影響が多分にある。

2月

31 水 〇 3-13℃
精米所に行くと、となりのコインランドリー目的の車で駐車場がいっぱいだった。まだ水道が出な
い七尾の人たちだ。洗濯の待ち時間を車内でスマホしている。老若男女すべて、スマホの画面に
集中している。夫婦でも隣どおし無言で操作している。これが現在普通の日常生活ということだ。

30 火 ◎ 1-10℃
ももこの誕生日。朝イチバンにラインでメッセージを送ろうとしたら、日付が変わってすぐにまこと
とはじめがメッセージを送っていて先を越された。日中は暖かく、春先の陽気だった。寒の最中だ
が 不思議だ。新年が明けて1ヶ月終わりそうだ。1日に大地震が起きて、新年とは思えない。

29 月 ◎ 3-8℃
このごろ喫茶のお客さんの来店が多い。みんな震災後遺症で、癒しを求めに来るのか。昨今は
コーヒーのドリップの器具の種類が増えた。うちは従来型の三穴ドリッパーを使っているが、私用
でハリオV60円すい型も使っている。円すいは若者の利用者が多い。抽出のコツをマスターした。

28 ◎ 1-6℃
地震以来、焙煎機の煙突から煙が漏れる。煙突を取り外して耐熱テープをまき直した。夜は久し
ぶりに羽咋のユーフォリアへ行く。地震でお風呂に入れない人優先なので遠慮していたが、回数
券の期限が迫っているので行った。洗い場はほぼ埋まっていたが、浴槽は少なくゆっくりできた。

27 ◎ 2-6℃
東京に住んでいる幼なじみが来店した。空いている実家の地震の被害を見にきたそうだ。10年
以上間隔があるが全然変わらない。金曜日の夜に夜行バスに乗ってきょう夜行バスで戻る0泊
3日の帰省。都会の人はタフだ。次はいつ帰るか分からない、これが最後か、そんな年になった。

26 金 * 1-4℃
寒気も一段落した。近ごろ、よくジャズを聴いている。ジャズは、最初に決まったテーマがあって、
そのあと各楽器のアドリブ(即興演奏)で流れを作り一曲完成させる。よくプロレスに似ていると言
われる。会話にも通じる。相手の技(話)を引き出しながら、自分の持ち味を出して成立させる。

25 木 * 0-3℃
能登半島地震で焙煎機の位置がズレたらしい。煙突の継ぎ目から煙がもれるようになった。焙煎
機を運転して30年、老朽化は進む。機械の微妙なバランスの違いがコーヒーの味に影響する。調
整がだんだん難しくなっている。アナログとでデジタルの違い、ここはAIにできないところだ。

24 水 * 0-2℃
積雪30p、午後には晴れ間も出た。この冬一番の寒気到来、大雪が二日間雪が続く、不要不急
の外出は避ける、いつも厳重な警告が出る割には肩透かしにあう。はずれても「よかった」と安心
させるためか。10年以上使っていたママさんダンプが見事に割れた。長年の酷使、ごくろうさま。

23 火 * 2-3℃
気温が上がらない寒い日。午後から雪がちらつき、夕方以降はぼたぼた降ってきた。帰るころに
は、すでに20p積もっていた。眠くて9時に寝た。おかあさんに言わせれば、今どきの小学生だっ
て9時には寝ない。では老人化したのか。4時まで一回も起きず寝ていたので、そんな年ではない。

22 月 ● 6-10℃
JR七尾線の羽咋駅−七尾駅間が運転を再開した。朝、久しぶりに電車を見て少し感動した。きの
うの映画がまだ尾を引いている。素晴らしい映画で映画賞のいくつも受賞作品かもしれないが、バ
イオレンス、ホラー、殺人、精神異常は避けたい。よかったと思える気持ちのいい映画を観たい。

21 ● 5-10℃
不要不急の外出は避けて録画してある映画を観た。米映画の「ビューティフル・マインド」、仏映画
の「最強のふたり」、日映画の「冬の華」の三本。 一本めは主人公が病院でショック療法を行うとこ
ろで胸がムカムカして断念。三本目は高倉健主演で、健さんはいつも出所から物語がはじまる。

20 ● 4-7℃
姉の誕生日、朝イチでラインから誕生日のメッセージを送る。暦では大寒、一年で一番寒い時期
だが今年はそれほど寒くない。お昼ごろ、金沢に住んでいるおじさん夫婦が来店した。実家の様
子見にきたついでにクラムボンに寄った。久しぶり、元気そうな顔をみるだけでうれしい。

19 金 ◎ 4-10℃
京都の友だちから、缶入りパン第二弾が届く。ひとつ缶を開けて食べてみた。昔の非常食のカン
パンを思ったら大違い、普通のパンと遜色なくおいしい。これが五年間もつのか不思議。警察署
へ去年更新した免許証を受け取りに行く。気になる写真は、あたりまえだが五年分老けていた。

18 木 ● 8-10℃
注文があって、和倉、石崎方面へ配達に行く。七尾市街の被害はひどいが、先の和倉もかなり
ひどいと聞いていた。配達先のお宅は玄関にブルーシートが掛けられ、廊下と部屋の間にすき
間ができていた。神社は大きな灯籠が倒れ裏山が崩れていた。実際に見ると、想像以上だ。

17 水 〇 -2-9℃
青空、陽ざしが暖かい。イエメンの紛争で紅海を通る日本のタンカーの航行をしばらく見合わせ
る。コーヒー豆の産地のイエメン(モカ)とエチオピアの入荷が怪しくなってきた。世界中で争いが
絶えない、自然災害が発生する、疫病が流行る、誰も止められない。行きつくところまで行くのか。

16 火 * -1-3℃
積雪10p、雪かきから一日がはじまる。今まで閉店時間を短縮していたが、通常7時に戻す。仕入
れ先のパインの家が営業再開したので、おやつも出せるようになった。おかあさんがパインの家が
ある七尾駅前へ行くと、道路が隆起して通行が困難。七尾市の復興は、かなり時間がかかりそうだ。

15 月 * 0-5℃
以前より喫茶のお客さんが多い。みんなひと息する時間を望んでいる。中学校剣道部の同級生
が来店した。一度剣道部の同窓会をしようという話になった。60歳を過ぎて今度いつ会えるか分
からない。災害に巻き込まれるかもしれない。既にひとり亡くなっている。検討してみよう。

14 〇 -2-4℃
朝は地面がガシガシに凍っていた。きのう思いのほかコーヒー豆が売れたので、休日を返上して
焙煎する。焙煎機が「オレを回してくれ」と訴えかけてくる。不要不急の外出は避け自宅で映画を
観る。「あなたを抱きしめる日まで」2013年イギリス。イギリス映画独特のほの暗いトーンが好きだ。

13 * 0-4℃
寒い日になったが、お客さんがコーヒー豆を買いに来てくれる。それぞれの状況を教えてくれ、中に
は断水している地域のお客さんもいる。コーヒーにはほっと安心させる作用があるらしい。何もでき
ないが、こうやって普通に営業していることが少しでも手助けになれば珈琲屋としてうれしい。

12 金 ● 5-6℃
京都の友だちから、非常用食料の缶入りボローニャのパンが届いた。うちはもう、電気、ガス、水
道も正常で普通に生活している。被災地に送ろうにも個人からの受け付けはなく、食料品も受け
付けない。賞味期限が長ので、また何時大地震が来るかわからないので、ありがたくいただく。

11 木 〇 ‐2-8℃
放射冷却現象で日中は暖かい。大地震から十日経った。少し落ち着いて思うことは「運」は確かに
ある。日本列島どこに大地震が起こってもおかしくないが、今回は能登半島だった。地震に遭った
にもかかわらず、このあたりのライフラインはいち早く復旧した。世の中「縁」と「運」なのか。

10 水 ● 2-5℃
コーヒーの配達と発送で外に出た。宅配は営業所まで持ち込み。七尾営業所へ行く道中、アスフ
ァルトの亀裂、はがれ、隆起が多数見られた。七尾はひどいと聞いていたが、現状を目の当たり
にした。里山海道は奥能登への物資輸送優先で、下道はかなり混んでいた。特に夕方は混雑する。

09 火 ◎ 1-6℃
冷たい北風が吹く寒い日になった。店内は全然暖まらない。広い体育館で避難している人、外で
救助活動している人はもっと寒いだろう。これから寒の時期に入る、心配だ。となりの七尾市も場
所によってはひどい被害に遭っている。特に街中がひどい。まだ断水している地域もたくさんある。

08 * 0-4℃ 成人の日
能登半島地震から一週間、まだ時々大きな揺れが来て油断できない。きのうからの雪で、朝は
15pの積雪があった。6時から雪すかしをする。町の防災無線で、このあたりの漏水と水の安
全が確認できたので喫茶を開始する。お客さんと話をしていたら、周辺の被災状況がわかる。

07 * 2-5℃
時々横なぐりに雪が降る。録画した番組の中で2023年に行われた佐野元春のライブ、久しぶりに
元春を観た。何の飾りもいないシンプルなステージ。バックには歌詞が映し出される。「世の中が
何か変だぞ」と住みにくさを感じている同世代にはバンバン伝わってくる。60歳代のロッカー健在だ。

06 ● 5-9℃
30日から帰省していたはじめが、コーヒーを飲んで10時ごろ戻った。正月のない令和6年(2024)
が明けた。余震は続く。自然の前に人間は無力。自然はずっと警鐘を鳴らし続けているが、誰
の耳にも入らない。何もできないが If You Wan't It 一人ひとりが望む(願う)しかない。

05 金 ◎ 3-12℃
午前中は青空が出て暖かい。あすから寒気が入って雪が降るそうだ。大被害に遭われた地域の
人が心配だ。日が経つにつれ犠牲者や行方不明者の数が増える。五日経って少し落ち着いたら
静かな喪失感が忍び寄る。いつもと変わらぬ日常の生活をしていないと不安になる。

04 木 ◎ 5-9℃
予定通りきょうから営業を開始した。きのう予約の注文が二件入ったので営業を決めた。しかし、
お客さんはこの二件だけだった。それもそのはず、未だ余震が続く。水は飲料水としての使用は
不可。中能登町でも、まだ断水の場所がある。今日食べるものを確保するのもままならない。

03 水 ● 5-9℃
このあたりは午後から水が出るようになった。うちは断水の間でも、井戸があるし離れに汲取り
便所があって恵まれていた。 おかあさんは開いている食料品店を探して買い出しに行く。あすか
ら営業予定なので焙煎した。晩ごはんはカレーを大量に作った。材料の野菜はほとんど自家製。

02 火 ◎ 4-11℃
自宅二階のタンスや蔵の中の棚が倒れる。贈答品が割れて散乱する。庭の灯籠や塔もこなごな。
店は奇跡的にカップ、器具は無事だった。しかし焙煎室の棚が倒れ、トタンカンにストックしてあっ
たコーヒー豆が散乱していた。地震発生後しばらくして断水。近くの給水所は車の長蛇の列。

01 〇 0-7℃ 元日
去年、じいちゃんとまるが亡くなったので、初詣は行かないし年賀状も来ない。茶の間でのんびり
テレビを観ていた。午後4時10分ごろ横にグワグワ揺れた。相当長い時間揺れていたよう な気が
する。令和6年能登半島地震、M7.6、最大震度志賀町で7、中能登町6弱。大変なことが起こった。

1月

2024年

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